このたび当社は、「山王・宇奈根排水樋管 夜間総合訓練」が実施され、宇名根エリアでの活動に参加いたしましたので、その内容をご報告いたします。
■ 訓練概要
上下水道局では、令和元年東日本台風による浸水被害を踏まえ、多摩川沿いの排水樋管(はいすいひかん)における対策として、樋管ゲートの電動化、排水ポンプ車の導入等の浸水対策を行い、これまで各排水樋管で排水訓練を実施してまいりました。
6月からの出水期に備え、大雨時に複数の排水樋管で浸水被害が発生した場合の対応力の強化を図ることを目的に、令和8年5月22日金曜日に排水ポンプ車の設置や排水ホースの設置等の「夜間総合訓練」を山王・宇奈根排水樋管にて実施いたしました。
本訓練は、大規模地震の発生を想定し、災害時における排水設備の迅速な対応と関係機関との連携強化を目的として実施されたものです。
当日は、川崎市および関連事業者が参加し、実践形式での対応訓練が行われました。
■ 参加の背景と目的
災害時においては、上下水道設備の機能維持が地域の安全確保に直結します。
今回の訓練では、以下の点を重点的に確認しました。
・緊急時における迅速な初動対応
・関係機関との連携体制の構築
・現場判断力・対応力の向上
また、川崎市では災害時に水道・下水道の各事業間で相互協力を行う体制が整備されており、その実効性を確認する重要な機会となりました。
■ 当日の取り組み内容
当日は夜間を想定した環境下で、実際の設備を用いた訓練が行われました。
・排水樋管の操作確認
・緊急時の点検・復旧作業
・情報共有および指揮系統の確認
特に夜間という視界や作業環境が制限される状況下での訓練は、実災害に近い形での対応力向上につながる非常に有意義なものでした。


■ 参加を通じて得られた成果
今回の訓練を通じて、以下の成果を得ることができました。
・災害時における実践的な対応スキルの向上
・行政・関係団体との連携強化
・自社の危機管理体制の見直しと改善点の明確化
日頃からの準備と訓練の重要性を再認識するとともに、現場レベルでの課題抽出にもつながりました。
■ 今後に向けて

当社では、今回の経験を活かし、災害時にも迅速かつ確実に対応できる体制づくりをさらに強化してまいります。地域インフラを支える企業として、安全・安心な社会の実現に貢献できるよう、引き続き取り組んでまいります。
今後もこのような訓練や取り組みについて積極的に発信してまいりますので、ぜひご覧ください。

