女性が現場監督を目指すメリットとデメリットは? 建設業界でのやりがいをご紹介

皆さん、こんにちは。

神奈川県川崎市で、土木工事・舗装工事・上下水道管工事などを手がけている、加藤土建株式会社です。


今、ことのほか注目を浴びているのが、女性の現場監督。

InstagramなどのSNSで、その活躍ぶりを発信されている方も多く、あんな風にカッコよく働きたい!と、現場監督をめざす女性も増えています。


2021年8月において、建設業で就業している女性の数は81万人。

全体の16.7%を占めており、ゆるやかに上昇しています。


それって数としては少ないのでは……と思われるかもしれませんが、2012年の建設業界における女性就労者は70万人でした。


したがって、この約10年で11万人も建設業回で働く女性が増えている、ということになります。


これは単なるブームにとどまらず、これからは社会全体を支える動きになっていくことでしょう。


今回は女性が現場監督をつとめるメリット・デメリットを解説いたします。


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■女性が現場監督をめざすメリットとは?


建設業界は男性上位社会のように思えるかもしれませんが、実は、女性が現場監督として働く追い風は吹いており、メリットはたくさんあります。



・資格を取得すれば男女格差が少ない

現場監督になるには、土木施工管理技士などの資格が必要です。

土木施工管理技士には、1級と2級に分かれており、担当できる工事の規模が異なります。


例えば2級は中小規模の工事、1級は中小規模から大規模な工事まで担当できるので、資格を取得できれば会社にとってもありがたい存在になるので、給与面でも高待遇も期待できます。


そして実力を国家資格が保証しているとも言えるので、男女格差でキャリアを阻まれるという心配は無用。


女性でも存分に腕をふるい、責任ある仕事を任され、活躍できることでしょう。



・女性目線での意見を活かす事ができる

建築業界はこれまで男性が中心となって動かされてきましたが、現場監督という重責を女性が担うことで、新風を巻き起こすことが期待されています。


スケジュール調整や安全に対する気配りなど、女性ならではのきめ細やかな配慮によって、現場をスムーズに切り盛りすることができれば、現場で働く人々やクライアントからも歓迎されることでしょう。



・出産などでブランクがあってもキャリアを続けられる

女性にとって出産はキャリアを築くうえで、大きなターニングポイントとなります。


会社としては建前上、産休は認めているけれども、実質的には取りにくい。

あるいは産休のブランクがネックとなって、復帰を諦めなければならなかった……という話は、よく聞きます。


しかし現場監督は、基本的な仕事内容が変わらない職業です。


また今は現場監督は引く手あまたの状況。


しかも女性の現場監督は少ないので、ぜひ復帰してほしい、というのが会社の本音です。

このようにブランクがあってもキャリアを続けられることも、現場監督のメリットです。



・女性が働きやすい環境が整えられている

建築業界に女性が増えてきたことを背景に、女性が働きやすい環境が整えられるようになりました。


女性専用のトイレや更衣室など、女性のことを考えた設備や施設が整えられていることも珍しくはありません。



・女性の現場監督は歓迎されやすい

ベテランの職人から見ると、女性というだけで舐められそう……。


そんな心配を抱く方もいらっしゃいますが、基本的に現場監督は実力・資格を兼ね備えていないとなれないので、女性だからといって軽んじられることはありません。


むしろ、男ばかりでギスギスしがちな現場において、女性がトップに立って取り仕切ることで、現場に程よい緊張感が生まれ、かつスムーズに物事が進むことでしょう。


また、今は女性の現場監督が注目を浴びています。


建築業界は、男女平等に関しては他業界に比べて遅れをとっていたので、女性監督の存在は、クライアントにとっても大歓迎。


もちろん、勤務先の会社でも重宝されることでしょう。




■建設業界でのやりがいは?



土木工事にはほかの仕事では得られないダイナミックなやりがいがあります。



・仕事のスケールが大きい

土木工事が手掛ける仕事は、インフラ関係の工事を中心としてスケールが大きいのが特徴です。


地図に残るような案件に携わることもありますし、人々の生活を支える意義深い仕事に魅力を感じる、という人も多いようです。



・モノづくりの楽しさを味わえる

子どもの頃、女性でもトンネルやダム、橋など、大きな構造物にワクワクしたことはありませんか?


こうした憧れを胸に抱いて、土木業界に進む人も少なくありません。新しくできた建造物やインフラを見たときに、末長く土地に根ざす仕事にかかわったという達成感と誇りを得ることができます。



・社会的意義が大きく人の役に立つ

安全かつ便利に生活を送れているのは、土木工事のおかげです。たとえばスムーズに移動ができるのは、あらゆる道路がアスファルトで舗装されているため。


ECサイトでワンクリックで買い物をして、翌日に商品が届くのも、道路工事が行き届きすみずみまで道路網が張り巡らされているおかげなのです。


ほかにも水道やガスが不自由なく使えることや、大雨でも河川が氾濫しないのも、すべて土木工事の恩恵です。


最近では大雨や台風、地震などの自然災害が激甚化していますが、被害に遭った土地の復旧作業を担うのも土木工事。


その仕事の重要性は、近年、とみに増しているとも言えます。このように土木作業員の仕事は、きわめて社会的意義が大きいものなのです。




■ここがツライ!現場監督のデメリット


・長時間労働になる……!?

建設業界では、残業や休日出勤が当たり前。現場監督も例外ではありません。


とりわけ女性にとっては、仕事と家庭の両立が難しいこともあるでしょう。


したがって女性で現場監督をめざすのなら、ワークライフバランスを大切にしてくれる会社や、女性現場監督を歓迎している会社を選ぶことが大切です。



・女性の現場監督のロールモデルが少ない……!?

女性の現場監督は増えているものの、まだまだ少数派。

女性の現場監督の先輩や同僚がいないと、悩みや目標を共有できなかったり、孤立感を感じたりするかもしれません。


こうした状況に不安があるのなら、女性の採用を積極的に心がけている建設会社に就職するとよいでしょう。


実際に現場監督として采配をふるっている女性がいれば、キャリアの築き方や家庭での悩みの相談にものってくれることでしょう。




■加藤土建は女性現場監督を大歓迎しています! 

女性が働きやすい環境を整えており、先輩の女性現場監督も!



加藤土建は現在、女性の土木作業員を募集中です。

実際に全社員40人のうち6人が女性で、現場監督として活躍している女性社員もいます。


いちはやく女性が働きやすい環境づくりに取り組み、日短勤務(週3日勤務)や時短勤務などを推進。

家庭の事情に応じてこうした制度を活用し、子育て世代の方にもぜひ活躍してほしいと思っています。


想定年収は初年度から400万円。

ボーナスも年3回支給と、業界の中ではお給料が高い会社です。


プライベートの充実なくしては働くモチベーションを高められないという考えから、年間休日は120日確保しており、趣味や家庭など、プライベートの時間を大切にすることができます。


土木業界といえばかつては「3K」(キツイ・汚い・危険)が代名詞でしたが、加藤土建は「給料が良い」「休暇が取れる」「希望がもてる」の「新3K」がモットー。https://www.kato-doken.jp/blog/column/159763


未経験者でも大歓迎です!

サポート体制にも定評があり、無理なく成長していける安心の職場環境です。


ものづくりが好き、街が好き、仕事に誇りをもちたいという方、私たちといっしょに働きませんか? どうぞお気軽にお問い合わせください!

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