皆さん、こんにちは。
神奈川県川崎市を拠点として、土木工事・舗装工事・上下水道管工事などを手掛けている加藤土建株式会社です。
工事現場で人力では難しい作業をこなすブルドーザーやクレーン車などの重機。これらの重機を操縦する仕事が、重機オペレーターです。重機オペレーターは、工事現場において重要や役割を持ちます。
そこで今回は、重機オペレーターとして働くために必要な資格と注意点を徹底解説します。
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■重機オペレーターとは
重機オペレーターとは、工事現場や災害現場において重機を操作したり、機械を管理したりする仕事です。操作ミスが大きな事故につながる恐れがあるので、専門知識と確かな技術が求められます。
重機オペレーターは、地面を掘削する、掘削し土砂や建設資材を移動させる、建物を解体するなど多くのシーンで活躍します。取り扱う重機は重量1トン未満のものから、100トン以上の大型機械までさまざまな種類があります。
また、重機オペレーターは重機の操縦だけではなく、機械の点検や修理なども仕事内容に含まれます。異常があった場合は速やかに補修や調整、交換など、適切な措置をとらなければなりません。
重機オペレーターは、現場作業を安全かつスムーズに進めるための重要な役割を担います。
そのためにも、周囲とコミュニケーションをとりながら、安全に操作することが大切なのです。
重機オペレーターが活躍できる現場には、以下が挙げられます。
・工事現場
土木工事現場では、重機を操作して地面の掘削、土砂の移動、道路の整備、資材搬出・搬入などを行います。
人の力では難しい作業を重機によって効率的に行うのです。
・自然災害現場
自然災害現場では、重機の力で土砂の除去やがれきの撤去など、障害物を取り除くことで救助活動に貢献します。
また道路を整備し、被災地に物資を届けるなど復興支援にも大きく関わるのです。
■重機オペレーターの仕事内容
ここからは、重機オペレーターの主な仕事内容を見ていきましょう。
・フォークリフト
フォークリフトは、車体の前方についているフォークを貨物やパレットに差し込み、持ち上げて運ぶ重機です。人力では難しい数百キロから数トンの重い荷物を持ち上げることができます。
一般的には、座って操作するカウンターバランスフォークリフトを使用しますが、狭い場所での作業では小回りが利くリーチフォークリフトが選ばれます。リーチフォークリフトは立ちながら操作するタイプのフォークリフトです。
使用する種類は、作業内容や現場によって変えます。
・クレーン車
吊り上げた荷物を水平に運搬できるのがクレーン車です。巨大な荷物を吊り上げて運搬したり、資材を高所に搬入したりする目的で使用します。
クレーン車は、土木工事現場や建設現場、解体工事などの現場で活躍します。
クレーン車にはトラッククレーンやラフテレーンクレーン、クローラークレーンなどさまざまな種類があるので、用途によって使い分けます。
・ブルドーザー
ブルドーザーは、車体前方のブレードで土砂を掘削し、その土砂を別の場所に運ぶための利用する重機です。他にも整地作業を行うことができます。土木や建築、ダムなどで使用されることが多いでしょう。
ブルドーザーは土壌によって、乾地車と湿地車を使い分けます。ぬかるんだ軟弱な土壌では行動不能になる可能性があるので、場合によっては湿地車を使います。
・油圧ショベル
油圧ショベルは土砂や地面、岩石などを削り取り、トラックに積み込むために使用します。バックホウやショベルカー、ユンボなど呼び方はさまざまです。
土木工事や建設現場での使用が多いのですが、アタッチメントを変えることで農業、林業、ビル解体など作業の幅が広がります。
・ロードローラー
ロードローラーは、円筒状のローラーによって土壌やコンクリート、アスファルトを押し固め、道路を整地するために使用される重機です。
鉄輪ローラーやスムーズローラーなどとも呼ばれます。
ロードローラーの種類はいくつもあり、転圧したい箇所によって使い分けます。
・高所作業車
これまでご紹介した重機は全て物を運ぶものでしたが、高所作業車は人を運びます。
高所作業車の先端に取り付けられたバスケットに人を乗せ、高所での作業ができるようにするのです。
高所作業を伴う建設現場、ガラス清掃、街灯や信号機の保守点検などで使用します。
■重機オペレーターに必要な資格
重機オペレーターに必要な資格は、重機によって異なります。例えば、フォークリフトなら自動車免許の他に大型自動車特殊免許、フォークリフト運転特別教育修了証、フォークリフト運転技能講習修了証などが必要になる
高所作業車の場合はフルハーネス特別教育、高所作業車運転特別教育、高所作業車運転技能講習などの資格取得が求められる
このように重機オペレーターに関する資格はいくつもありますが、ここからは2つの資格についてご紹介します。
・整地・運搬・積込み・掘削用資格
機体重量が3トン以上の車両系建設機械(整地、運搬、積込み用及び掘削用)を操作する場合は、運転技能講習を修了しなければならないと義務付けられています。
資格取得後はブルドーザー、油圧ショベル、ホイールローダーなどの操作が可能となります。もしこれらの重機を無資格で操作した場合、罰則が科せられるでしょう。
車両系建設機械(整地、運搬、積込み用及び掘削用)の資格を取得しても、一般道路を通行することはできません。一般道路を移動する場合は、重機によって必要な資格があります。
・車両系建設機械(解体用)
機体質量3トン以上の車両系建設機械(解体用)の操作をする方は、運転技能講習を修了する必要があります。対象機械は、ブレーカーやコンクリート圧砕機、鉄骨切断機、解体用つかみ機などです。油圧式ショベルのバケットを解体用のアタッチメントに変更することで解体用機械となります。
資格取得後に、解体用機械を使用した解体業務を行うことができます。
■資格取得までの流れ
では、重機オペレーターに関する免許や資格はどのように取得するのでしょうか。それぞれ見てきましょう。
・教習所や技能講習登録教習機関で取得
重機に関する免許や資格の多くは、教習所や各都道府県の技能講習登録教習機関などで受講することが可能です。
ただし、いつでも免許や資格が取得できるわけではありません。資格によって講習開催時期が決まっていることがあるので、事前に確認が必要です。
・職業訓練校
職業訓練校に通い、資格を取得する方法もあります。職業訓練校では、重機オペレーターとして働くために必要な重機に関する知識や技能を取得できます。重機の操縦だけではなく、日常点検整備も学ぶことができるでしょう。
職業訓練校では就職支援を行っているので、訓練終了後は信用性の高い就職先を見つけやすいというメリットがあります。
加藤土建株式会社では、一緒に働く仲間を募集しています。
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入社後は、道具の運搬や先輩社員の補助などから始め、少しずつ仕事に慣れていきましょう。サポート体制が整っているので、安心して働くことができます。
またプライベートの充実なくしては働くモチベーションを高められないという考えから、残業は多くても月10時間程度、年間休日は120日を確保しています。そのため、趣味や家庭などプライベートの時間を大切にすることができます。
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