皆さん、こんにちは。
神奈川県川崎市で、土木工事・舗装工事・上下水道管工事などを手がけている、加藤土建株式会社です。
昨今、建設や土木の現場で働く女性がめざましく増えてきています。現場で施工管理を担うだけでなく、作業員として施工にかかわる女性も登場しているほどです。
建設業では男性メインで、女性が働きにくいイメージもあるかもしれませんが、今や時代の風向きは変わりました。
その象徴たるものが「ドボジョ」。
InstagramなどのSNSでも、「#ドボジョ」や「#土木女子」というハッシュタグが人気を博しており、生き生きと現場で働きながら、子育てにもいそしむ女性たちの姿を見ることができます。
今回は、そんな話題の土木女子「ドボジョ」にスポットライトを当ててみます。
なぜ今、土木業界で女性が注目を浴びているのか? その実態はどんなものなのか? 「ドボジョ」のリアルを紹介します。
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■土木女子「ドボジョ」って知っていますか? 建設業全体では女性の割合が増加中!
最近、SNSやテレビなどで話題の「ドボジョ」とは、「土木女子」の略称で、高速道路やトンネルなどインフラの工事現場に携わる女性のことを意味します。
建設機械に憧れ、土木業界に足を踏み入れた女性の成長を描いた『ドボジョ』(著=松本小夢/講談社刊)というマンガも、土木の現場で奮闘する女性たちの人気を後押ししました。
たしかにひと昔前は、土木の仕事といえば男性がやるもの、という固定観念がありましたが、今は女性の進出も活発になり、「道路整備をして街づくりに貢献したい」「地図に残る橋梁(きょうりょう)に関わりたい」、など志を掲げる女性が増えています。
実際に、建設・土木業界では、女性の就業数が年々増加。統計によると令和元年度において建設業界で働く女性は84万人で、業界全体の16.8%を占めています。
一見少ないイメージを受けるかもしれませんが、平成26年では1.1万人しかいなかった女性技術者が令和元年は2.2万人に倍増。
女性技能者も8.7万人から11万人に増加しています。さらに就業数全体として前年より2.4%プラスになっており、年を追うごとに業界内で働く女性が増えていることがわかります。
この背景にあるのが、国や業界による取り組みです。
女性の入職支援や定着支援が活発化し、「けんせつ小町活躍推進計画」などの事業や、「建設労働者保育助成金」といった助成金も設けられ、女性が建設業界で長く働けるための環境づくりが整えられています。
こんな「ドボジョ」への注目に着目し、現場で働く女性を積極的に採用する企業も増えてきました。コミュニケーション能力が高く、真面目で誠実な傾向がある女性は、現場でもいかんなく能力を発揮し、女性の現場参入に拍車がかかっているのです。
■ほんとうに女性にとって働きやすい環境? 「ドボジョ」のリアルに迫る!
一方で、土木業界は女性にとってほんとうに働きやすい環境なのか、と懸念を示す声もあります。
心配されるのが、トイレや更衣室の少なさです。ただし国土交通省と建設5団体は平成26年に「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」を発表し、女性用トイレや更衣室の増加などの環境整備を促進しています。女性の活躍に理解のある会社なら、心配しなくても大丈夫ですよ。
また、重い袋に入った材料を運ぶなど、やはり体力的にキツイ場面があるのではないか、と不安をおぼえる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし資材の運搬は男性にとっても重労働。きちんとした会社ならちゃんと分担を考えて、負担がかからないようにローテーションを組むので心配ありません。さらに今は技術の発達により、便利な機械や道具が登場し、作業の負担軽減に大きく役立っています。
それにしっかりした会社なら、体の限界を超えて無理を求められるような場面はありません。
男性と同じ仕事内容を求められる、ということも、女性だからといって過小評価されることがないと、ポジティブに捉えることもできます。
また業界の取り組みとしても、ハラスメント防止や女性を特別扱いしないなど意識面における環境整備にも力を入れています。
女性が働くうえでターニングポイントとなる結婚・出産に関しては、土木業界はやや取り組みが遅れがちと指摘されていましたが、現在は業界全体として労働環境の整備が行われており、産休・育休からの復帰がしやすい傾向になっています。
産休や育休明けでしばらく体を動かすのが負担なら、施工図の制作や現場の書類整理といった事務作業から復帰することも可能です。
女性を重用する意識の高い会社なら、子育てをしながら働くお母さんへのサポート体制も整備されていることでしょう。
■土木女子「ドボジョ」だけが味わえるやりがいとは?
もちろんデスクワークに比べると、ラクな仕事とは言い難い一面もあるのは事実。
しかし「ドボジョ」だけしか得ることのできない達成感が、この仕事にはあります。
まず一つは、ものづくりの喜び。
とかく橋梁や港湾、高速道路などのインフラは、雄大で憧れをかきたてられるもの。眺めるだけでなく、インフラをつくる仕事をしてみたい、と考える女性が多く存在するのは事実です。現場で腕をふるう「ドボジョ」なら、インフラ建設の現場にかかわることで、ものづくりの喜びを味わうことができるのです。
そしてこうしたインフラは、地図や人の記憶にも残る仕事。自分ががんばった成果を、建造物として見る瞬間は、大いにやりがいを感じられるものです。
自分がかかわった道路や橋などが風景の一部となり、多くの人々に使われている様子を見ると、何にも替えがたい感動を覚えます。
このようなインフラなくしては、人々の暮らしは成立しません。土木を通じて社会的に貢献し、多くの人々を支えている実感を得ることができるので、自分の仕事に誇りをもてます。
■加藤土建は「ドボジョ」大歓迎! 女性が働きやすい環境を整えています!
加藤土建は現在、女性の土木作業員を募集中です。
実際に全社員40人のうち6人が女性で、現場監督として活躍している女性社員もいます。
いちはやく女性が働きやすい環境づくりに取り組み、日短勤務(週3日勤務)や時短勤務などを推進。家庭の事情に応じてこうした制度を活用し、子育て世代の方にもぜひ活躍してほしいと思っています。
想定年収は初年度から400万円。ボーナスも年3回支給と、業界の中ではお給料が高い会社です。プライベートの充実なくしては働くモチベーションを高められないという考えから、年間休日は120日確保しています。趣味や家庭など、プライベートの時間を大切にすることができます。
土木業界といえばかつては「3K」(キツイ・汚い・危険)が代名詞でしたが、加藤土建は「給料が良い」「休暇が取れる」「希望がもてる」の「新3K」がモットー。(https://www.kato-doken.jp/blog/column/159763)
未経験者でも大歓迎です!サポート体制にも定評があり、無理なく成長していける安心の職場環境です。
ものづくりが好き、街が好き、仕事に誇りをもちたいという方、私たちといっしょに働きませんか? どうぞお気軽にお問い合わせください!
(https://recruit.careecon.jp/co/kato-doken)
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