皆さん、こんにちは。神奈川県川崎市を拠点に公共工事をメインに土木工事・舗装工事・上下水道管工事などを手掛けている加藤土建株式会社です。
弊社がてがけている道路の舗装工事ですが、舗装工事の仕事がきついとの言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。特に、これから舗装工事の仕事に携わりたいと考えている方は不安に感じてしまうでしょう。
ただ、どの仕事でもきつい部分とやりがいが共存しているため、舗装工事の仕事についてきちんと理解しておくことが大切です。本記事では、舗装工事がなぜきついと言われるのか、また舗装工事のやりがいやキャリアの積み方についてご紹介します。
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■舗装工事はなぜきついと言われる?
舗装工事の仕事がきついと言われているのには、以下のような理由があります。ひとつずつ深掘りしてご紹介します。
・天候の影響を受けやすい
舗装工事は屋内で行うため、雨が続くと作業が進まない・夏や冬は暑さや寒さが作業に大きく影響するなど、天候の影響を受けやすい仕事です。特に、夏は110度から140度のアスファルト混合物の熱と強い日差しの両方を身体に受けながら仕事をするため、慣れるまではきついと感じます。近年では夏の気温がかなり高く、熱中症のリスクも高まっていることから、身体にかかる負担も大きくなっているのです。
また、冬はアスファルト混合物の取扱に配慮が必要であり、施工だけでなく運搬にも気を付けなくてはいけません。必要以上に作業に時間がかかると、敷設前に運搬車内で固まったり、平らに鳴らす前に固まったりするほか、雪解け水の混入による施工不良にも注意が必要です。
・夜間工事の可能性がある
道路の交通量によっては、工事を夜間に行うケースも少なくありません。夜勤があると生活リズムが変わることから体調を崩す人もおり、この点もきついと言われる要因になっています。一方で、朝が弱い方、夜型の生活をしている方、高収入を目指したい方、体力に自信がある方、通勤ラッシュを避けたい方、昼間の時間を活用したい方にとっては、夜勤のある仕事を前向きに考えられるでしょう。
夜勤の仕事に不安がある方は、睡眠時間をしっかりと確保したり睡眠の質を上げたりしながら、体調を整えることが大切です。
■舗装工事はきついだけじゃない!
舗装工事の仕事は、確かにきつい面もありますが、やりがいやメリットも見逃せません。ここからは、舗装工事のやりがいを3つご紹介します。
・地図に残る規模の大きい工事に携われる
舗装工事では、国道・県道・高速道路などの道路以外に、駐車場の整備や道路標識の設置などを施工する場合もあります。自分が携わった工事によってインフラが整えられ、何十年と地図に残り多くの人の役に立つことは、舗装工事の大きなやりがいと言えるのです。
首都高速・東京湾岸道路・東名高速道路・中央道・関越自動車道などをはじめ、日本の大動脈となっている道路は、舗装工事で整備された大規模なインフラのひとつです。自らが施工に携わった道路を、多くの人々が行き交う姿を見ると、言葉では表せないやりがいを感じるでしょう。
・体力的に負担の少ない仕事もある
舗装工事は、体力的にきつい仕事が多いものの、運転手や重機のオペレーターなど担当する仕事によっては体に負担が少ないものもあります。ただし、これらの仕事は周囲の安全に注意しながら行う必要があるため、精神的に疲れる方もいます。自分の適性に合わせて仕事ができるのも、舗装工事のメリットといえます。
・年収が高い
舗装工事の仕事は、土木作業員と比べると収入が高い傾向が見られ、年収を400万円台以上としている求人情報も多く見られるのが現状です。年収は、会社の規模や手当制度、勤務年数、保有資格、経験などで大きく変わってくるため、会社ごとの就業条件と照らし合わせて比較してみましょう。
■舗装工事は未経験でも大丈夫?キャリアの積み方は?
これから舗装工事の仕事に携わりたいと考えている方のなかには、未経験でも始められるのか不安に思っている方もいるでしょう。結論から言うと、舗装工事の仕事を未経験から始める方も多くいます。キャリアを積むためには、次の点を心がけるようにしましょう。
・実務経験を積む
舗装工事の仕事にはさまざまな技術が求められます。例えば、アスファルトを地面に敷く作業にも、固める・冷やす・ならすなどの技術が必要であり、これらの技術はすぐに身につけられるものではありません。
数年単位でじっくりと技術を習得し、業務内容をひと通り理解できると、人に教えられるぐらいの知識が身につきます。こうすることで、さらなるキャリアアップが目指せるでしょう。
分からない点があればすぐに質問する・基本を意識して作業するなどを常に心がけながら実務経験を積むと、プロの舗装工を目指せるようになります。
・資格を取得する
未経験であっても、舗装工事に関連する資格を取得すると、実務に役立てることができます。後述する施工管理や、車両系の建設機械運転技能者などの取得を目指しましょう。
舗装工事で使われる車両系建設機械には、ブルドーザー・トラクターショベル・ミニショベル・パワーショベル・クレーパーなどが、どれも車両系建設機械オペレーターの資格が必要です。また、締固め機械と呼ばれる重機やローラーなどの操作には、締固め用機械運転者の資格が必要です。
これらの資格のなかには、大型特殊自動車免許を別途取得する必要がある資格もあります。資格があっても、公道を走らせられない車両もあるため、必要な資格や走行条件などを事前に調べておきましょう。
・施工管理になる
未経験から舗装工事の仕事を始めるのに、キャリアアップの有効な手段として、施工管理の資格取得がおすすめです。舗装工事の仕事に有利な施工管理の資格には、土木施工管理技士と舗装施工管理技術者の2つがあります。
土木施工管理技士は、土木工事現場の施工管理に必要な資格であり、1級と2級それぞれで配置できる工事現場の規模が変わってきます。1級を取得すると、キャリアアップだけでなく年収アップも目指せます。
舗装施工管理技術者は、舗装工事技術者の能力を評価できる民間資格であり、受験には学歴や取得資格に応じた実務経験が必要です。未経験から仕事を始めて実務経験を積んだうえで、舗装施工管理技術者の資格を取得すると、さらに活躍の場を広げられます。
■まとめ
舗装工事の仕事はきつい面もありますが、自分の仕事が形になって世間に役立つことで、大きなやりがいを感じられます。未経験であっても、実務経験を積み資格を取得すると、キャリアアップや収入アップにつながるため、舗装工事の仕事に興味がある方はぜひチャレンジしてみませんか。
創業60年以上の加藤土建では、舗装工事をはじめとした土木工事の仕事に興味があり、キャリアアップを目指したい方を募集しております。未経験者の方も大歓迎で、先輩が1から丁寧に指導しますので、じっくりと腰を据えて働くことができます。離職率の低さが弊社の自慢であり、良好な人間関係で働ける環境です。
新3Kを掲げている弊社では、仕事の95%が公共工事であるため仕事量は安定しており、想定年収は初年度から400万円となっています。ボーナスも年3回支給と、業界の中では高水準の年収です。年間休日は120日確保しているため、プライベートの時間をしっかりと充実させ働くモチベーションを保てるのも、弊社のメリットです。
経験だけでなく、年齢や性別も問いませんので、土木工事の仕事にチャレンジしたい方はぜひ加藤土建で一緒に働きませんか。
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