なぜ建設業界は外国人就労者を雇用する? 転職を考えている人に向けて、その理由を解説します!

皆さん、こんにちは。

神奈川県川崎市で、土木工事・舗装工事・上下水道管工事などを手がけている、加藤土建株式会社です。


最近、建設業界で話題になっているのが、外国人就労者。

なぜいま、外国人就労者が注目を浴びているのか。

建設ひいては土木業界で活躍したいと考えている方には、ちょっと気になりますよね。


今回はその背景や理由を徹底解説!

これからの働き方を考えるきっかけになれば幸いです。


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■建設業の2025年問題って?



人手不足が謳われて久しい建設業界ですが、業界内ではその危機感はピークに達しています。


それを浮き彫りにしているのが、「2025年問題」。

「2025年問題」というのは一般的には、かつて高度経済成長を支えた団塊の世代が75歳以上になることを意味します。

つまり、介護や医療やなどにかかる社会保障費が急増し、財政上の課題が生じるのです。


そして建設業も高齢化が顕著で、2025年には約90万人の労働人口が不足すると言われています。

まさしく建設業界も「2025年問題」を迎えているのですね。


さらに震災の復興支援やオリンピックの影響から、建設業ではニーズに対して人材不足が加速しているのが、今の状況なのです。


■外国人労働者なら誰でも建設業界に入れるの?



国内では少子高齢化で、若者の数が不足。


そこで人手不足を解消するために注目されているのが、「外国人労働者」の存在です。


法令でも2019年に「特定技能」というビザが親切され、外国人労働者を受け入れやすい環境になりつつあります。


では、経営者目線で外国人労働者を雇用するメリット・デメリットを見てみましょう。


最大のメリットは、若手の技術者を確保できるということ。

そして外国人労働者の多くは、仕事に対して非常に熱心な傾向があります。


母国の家族に仕送りをしたり、技術を習得して母国で活躍することをめざし、意欲的に仕事に取り組み、日本人社員にも良い影響をもたらすとされています。


デメリットとしては言葉の壁があげられます。

指示が十分に伝わらないと、現場でのトラブルやケガの原因に。

実際に、外国人労働者の労災の数は、年々増えているというデータもあります。


もう一つは文化の違い。ミスコミュニケーションが生じ、ストレスやトラブルの原因に……ということも。


■知らなかった! 外国人労働者の雇用の仕組みや従事できる作業を解説



ちなみに外国人労働者を雇用するうえで、事業主にはルールが課せられています。

建設業界においては在留資格として、3つのルートが設けられています。


・在留資格1 技能実習



これは開発途上国出身の人材に、母国では習得するのが難しい技能を学んでもらう制度です。


この技能実習生が従事できるのは、建築業界においては22職種33作業。

土木業としては、さく井やコンクリート圧送施工、ウェルポイント施工などがあります。


働ける期間は最大5年。

1年目は技能実習1号、2〜3年目は2号、4〜5年目は3号と称されます。


技能実習1号は入国後1年目の技能を修得する活動を示します。

2号は2〜3年目の技能に習熟するための活動、3号は4〜5年目の技能に熟達する活動を行います。


ちなみに技能実習生を雇用する企業のほとんどは、管理団体を通して受け入れを行っています。


雇用に際しては日本人に対する報酬と同等以上が基本。

さらに管理団体への加入費や申請費用、渡航費などの初期費用などがかかります。


・在留資格2 外国人建設就労者(特定活動32号)



もう一つの在留資格は、東京オリンピックの建設需要増加に伴い、期限付きで即戦力となる人材を受け入れるためにつくられました。


2015年4月1日~2021年3月31日の間、外国人建設就労者の受け入れを可能としたので、こちらは2024年の現在は、もう終わった資格です。


・在留資格3 特定技能



これは人手不足に対応するため、専門性と技能を有した即戦力となる外国人を受け入れる資格です。


特定技能の在留資格の取得には、先ほど解説した技能実習2号を良好に修了するか、あるいは日本語試験と建設分野の技能試験に合格することが求められます。


特定技能外国人は、技能実習生と同じく現場作業に従事できますが、従事できるのは、型枠施工やコンクリート圧送、鉄筋施工など、18種に限定されています。


働ける期間は5年間。

建設分野においては5年修了すると特定技能2号の在留資格にアップグレードされ、更新の制限はありません。

プロの技術者として無期限で働き続けることが可能です。


この特定技能の人材は、自社で働いている技能実習生が特定技能に移行するルートと、技能試験・日本語能力試験に合格した人材を採用するルート、2つがあります。

いま主流なのは、技能実習生からの移行ルートです。


加藤土建は一緒に働く仲間を募集しています! 

未経験者でも大丈夫、土木というやりがいのある仕事で、社会に貢献しませんか?

いかがでしたか?

建設や土木の現場で見かける外国人労働者には、こんなバックグラウンドがあるのです。


神奈川県川崎市に拠点を置く加藤土建はSDGsの精神にのっとり、17の目標のうちの「10 人や国の不平等をなくそう」を掲げ、外国からの技能実習生を受け入れています。


令和元年10月には、ベトナムから来た若手3名を受け入れました。

頑張る姿に私たちも刺激をもらっています!


また「5 ジェンダー平等の実現」にも取り組み、女性の活躍も応援している、社会の先端を歩む会社です。


現在、加藤土建では一緒に働く仲間を募集中!

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ボーナスは年3回支給(賞与2回+決算賞与)しており、初年度から400万円以上の年収が見込めるという、業界の中ではお給料が高い会社です。


仕事の95%は公共工事なので、景気に左右されないため仕事量は安定しています。

給与面と精神面の両方で、安心して働けるのも、弊社の強みです。


資格取得待遇制度を設けているほか、建設業では珍しく完全週休二日制を採用しております。


残業は例え多くても月10時間前後・休日も年間120日以上と、働き方改革に積極的に取り組んでおります。


未経験での入社も大歓迎しており、少しずつ仕事を覚えていただきますので、安心して入社できます。

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