皆さん、こんにちは。
神奈川県川崎市を拠点に、公共事業をメインに施工している加藤土建です。
土木施工管理の仕事はきついといわれることもありますが、もちろんそれだけではありません。
多くの人の助けとなる重要な仕事であり、やりがいもありますよ。今回は、土木施工管理は本当にきつい仕事なのか、どのようなやりがいがあるのかについて詳しく解説します。
もし建設業界への転職を考えているなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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■土木施工管理は本当にきつい?
土木施工管理はきついといわれているものの、本当にきつい仕事なのか気になる人もいるのではないでしょうか。
とくに建設業界への就職や転職を考えているなら、気になるのは当然ですよね。ここでは、土木施工管理がきついといわれる理由について詳しくみていきましょう。
・残業や休日出勤がある
土木施工管理をする上で気になるのは、残業や休日出勤が多いという点です。もちろん、たくさん稼ぎたい、という人にとっては、残業や休日出勤もよいでしょう。
しかし、家族を大切にしたい、仕事とプライベートはきっちり分けたいと考えているなら、多すぎる残業や休日出勤はきついものです。実際のところは、工事のすべてが予定通りいくとは限りません。
天候が悪くて工事が思うように進められない場合もあるでしょう。そうなってくると、工事の納期はずらせないため、どうしても残業や休日出勤をして納期に間に合わせる必要も出てきてしまいます。
・単身赴任の可能性もある
たとえば、全国規模の会社であれば、どうしても転勤や出張が多くなってしまうでしょう。場合によっては、単身赴任ということにもなってしまいます。
なぜなら、短期間で終わる仕事ばかりではなく、場合によっては年単位の赴任が必要となる場合もあるからです。会社の規模にもよりますが、土木施工管理をするなら転勤の可能性は視野に入れておく必要がありますよね。
・事務作業が面倒
土木施工管理技士となるからには、単に現場監督だけをしておけばよいというものではありません。とくに公共事業を請け負う会社なら、煩雑な事務作業もしなければならないからです。
国や地方自治体の依頼は、民間企業よりも手順がはっきり決まっていて、なおかつ多いです。つまり、事務作業が面倒な点が、きついといわれる理由の一つといえます。
・体力的に負担がかかる
土木施工管理技士は、事務作業だけをしていればいいというものではなく、現場監督もしなければならないため、体力が必要です。
とくに工事は春や秋の気候が穏やかな時期だけに限定されるわけではありません。そのため、夏は猛暑の中を屋外で現場監督をすることになり、真冬は場合によっては零下で作業をしなければならないこともあるでしょう。
公共工事は夜間に行われる場合もあるため、体力に不安がある人には向かず、なおかつ体調を崩しやすいので注意が必要です。
こちらも合わせてご確認下さい。
■土木施工管理技士のやりがい
土木施工管理技士は、単にきついだけの仕事ではなく、多くのやりがいのある仕事でもあります。
そのため、どのようなやりがいがあるのかを知ることで、「やってみたい」と考える人もいるのではないでしょうか。ここでは、土木施工管理技士のやりがいについてみていきましょう。
・地域への貢献を実感しやすい
土木工事は、とくに公共事業をメインとして行うのであれば、地域への貢献を実感しやすい点が特徴です。公共事業は、国や地方自治体が主導して行う事業であり、主に道路やダム、トンネルなどのインフラ整備を行います。
つまり、工事を行うことによって地域の交通が便利になったり日常生活が豊かになったりします。そのため、大変な仕事ではあるものの進捗が目に見えてわかるだけでなく、完成後に多くの人から感謝される仕事です。
・経験に見合う給与
経験に見合う高い給与が得られる点も、やりがいの一つといえるでしょう。もちろん勤める会社の規模によっても給与は異なりますが、一般的に土木施工管理技士の年収は573.2万円というのが、令和4年度の厚生労働省の調べでわかっています。
平均給与は458万円程度なので、平均よりも高い給与がもらえる可能性が高い職種です。また、取得する資格や経験によっても給与のアップやキャリアアップが可能な職種でもあるため、頑張れば頑張った分だけ稼げる点がやりがいにつながるといえます。
・土木工事の安定性
土木工事の需要は、決してなくなることがないため、将来的にも安定した職業であるといえます。なぜなら、道路や鉄道、トンネルなどは完成したらそこで終わりというわけにはいきません。
完成した後にも、定期的なメンテナンスが欠かせないからです。また、劣化や老朽化により、大規模な改修工事を行う場合もあります。
そのため、新規工事が一段落した後でも工事の需要が途切れることはなく、人が住んでいる限り土木工事の必要性がなくなることもありません。
いくらAIが導入され、IT後術が高まったとしても、人の手でしなければならない仕事は多岐にわたる業界です。
土木業界は人手不足でありながらも安定性も将来性もあるので、就職・転職にはおすすめの業界であるといえます。
■どんな人が向いてる?
土木施工管理技士には、どんな人が向いているのか、その点に不安を感じている人もいるでしょう。
土木業界には興味があるけど、自分が向いているかどうかがわからないという人もいるかもしれません。ここでは、土木施工管理技士に向いている人の特徴をみていきましょう。
・計画的に物事を進められる人
土木施工管理技士には、計画的に物事を進められる人が向いています。なぜなら、土木工事をするにあたって重要なのは、計画性だからです。
工事計画をきちんと立て、トラブルなどが起きても的確に計画を変更し、期日通りに終わらせることができる人は、土木施工管理技士が適任といえるでしょう。
また、工事の段取りを決めながら同時進行で事務作業をこなし、現場関係者の間の調整なども行わなければならないため、マルチタスクが得意であることも重要です。
・コミュニケーション能力にたけている人
土木施工管理技士には、コミュニケーション能力が必要になります。なぜなら、現場では多くの職人やスタッフが働いているからです。
現場関係者の中には、性格に癖がある人もいるでしょう。また、職種ごとに仕事の進め方が違ったり、計画や価値観の違いもあったりといったことも考えられます。
そういった現場関係者の間を取り持ち、うまくまとめて工事を計画通りに進められるようにコミュニケーションをとれる人に、現場監督は向いています。
・体力に自信がある人
土木工事の現場は、体力勝負な面が大きい仕事です。そのため、体力のある人でなければ土木施工管理技士は務まりません。
とくに真夏や真冬での屋外作業や夜間の作業は、体力だけでなくしっかりした体調管理も重要です。つまり、体力に加えて健康面に不安のない人が、向いている職業といえます。
■まとめ
土木施工管理技士は、真夏や真冬での屋外作業があり、きつい仕事であるといえます。しかし、その分給与は高めであり、頑張ったら頑張った分だけもらえる仕事でもあります。
自分の頑張りがわかりやすく反映され、なおかつ造ったものが地域に貢献できる職種のため、やりがいは大きいのではないでしょうか。土木業界に興味があるなら、ぜひチャレンジしてみてください。
こちらも合わせてご確認下さい。
土木業界の現状と将来性は?人口減少、少子高齢化の影響や、需要が拡大する理由を解説
神奈川県川崎市を拠点に、公共事業をメインに施工している加藤土建は、初年度から400万円の年収を想定しています。
さらに年3回のボーナス支給があるため、業界内でも給与の高い会社といえるでしょう。また、休日出勤が多いといわれる業界にあって、年間休日を120日確保できるのもポイントです。
加藤土建は、残業や休日出勤がほぼなく、地域密着型の会社で基本的に神奈川県川崎市周辺の公共事業を請け負っているため、転勤や出張もほとんどありません。
つまり、土木業界においてきついといわれる理由の大半が当てはまらないため、土木施工管理技士を目指しているなら、ぜひお問い合わせください。事業の拡大に伴い、一緒に楽しく働ける仲間を募集しています。
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